最近は、手書きで回路図を書くことも少なくなってきました。
CADで書いてしまえば、ネットリストやパーツリストが自動で生成されます。
なので、使う機会があるか不明ですが、自戒を込めて書きます。
例えば、図1のような回路があったとします(エミッタホロワ)。ここで、入力のC1とR1,R2、Q1の交差点を見てください。
ドットが打ってあり、これら4つの部品の端子が共通に接続されていることがわかります。
しかしながら、往々にしてありがちなのが、図2のようにドットを記述するのを忘れます。こうなると縦線と横線が接続されているのか判らなくなります(この程度の回路なら判らなくなることは、まずないと思いますが、もっと複雑な回路の場合には後で困ります)。
そこで、ふだんから図3のように、接続する点は4点接続にせず、3点接続にする習慣をつけると、ドットを打たなくとも接続の有無が一目瞭然でわかります。
ですが、上に説明したのは電子回路におけるルール(ローカル?)であり、例えば電気工事士試験の場合、
複線図(実体配線図)は図4のように描き、接続点には●か■を書きます。ところ変わればルールは変わる、ということで。