1.初めに
サンワサプライのUSBマイクロホンMM-MCU01BKを買ったので、内部の回路を見てみました。
www.sanwa.co.jp
2.USB変換基板
台座の中から出てきたのは、HS-100Bの搭載された基板でした。
HS-100Bは前にエレコムのUSBアダプタを分解したときも中から出てきたのと同じです。
つまり、マイクロホンだけでなく、オーディオ出力もできるものです。
思うに、マイク出力をUSB変換するだけの単一機能のデバイスに手頃なものがなかったのではないでしょうか。
オーディオ出力ができると書きましたが、基板にはその部分の端子からの線の引き出しがないので、結構大変です。
マイクに関してもミュートとかボリュームとか、線を引き出してボタンを付ければ使えるのでしょうが、とにかく最低限のマイク機能のみを持たせて、コストを最低限に抑えることを目指していると言えます。
基板には他にEEPROM(93C46)が載っていますが、HS-100Bのデータシートによれば、EEPROMの外付けにより、シリアル番号とか製造業者情報、A/DやD/Aのデフォルトのレベルとか、可変範囲なども設定できるようです。
以上です。