ESP8266が搭載されている評価ボード(秋月電子のESP-WROOM-02開発ボード)をarduinoで使っていて、ATコマンドが使えるように戻したいと思ってやったらハマってしまったので忘備録です。
ボードはこれです。
ATコマンドを戻す方法は、ググると出てきました。例えばこことか。
Espressifのサイトから、ファームウェアと書き込みツール(Flash download tool)を落とし、解凍します。
Flash download toolを起動させるとコマンドウインドウが開き、
ダウンロードツール選択ウインドウが開くので、Developer Modeを選択します。
一番上のESP8266 DownloadToolを選択します。
SPIDownloadタブで、書き込むファイルとアドレスを指定します。左のチェックを入れます。
下のほうの条件を設定して、STARTをクリックすると、書き込みが始まったかのように見えました。
ここで下のほうのDownloadPanel1は"IDLE"から"SYNC"に変わっています。
コマンドウィンドウのほうは、モールス符号のような表示が延々と出ています。
これで、書き込みが進んでいるのだと思ったのですが、そうではなかったのです(ここで3時間ロスしました)。
どうにもならないので、開発ボードの2つのボタンを適当に押したところ、表示が変わりました。
"Download"という表示が出ていないと、書き込みは始まらないのです。
2つのボタンをブチブチ押していたのですが、いろいろやってみたところ、
・2つのボタンを押す
・RSTボタンを離す
・そのあとPGMボタンを離す
とすると、書き込みが始まるようです。
あと、ファイルを一度指定した後、変更しようとするとエラーが出ました。
これは、configureフォルダの中のESP8266フォルダの中にある、confファイルを削除して、ツールを再起動すると
再指定できるようになるようです。
以上です。