(その1)の続きです。
データロスに関しては、ググッてみますと結構起こっているようです。
私が調べたところだと、2012年からわりと最近まで報告がありました。
頻度はだいたい500回に1回程度で、データ化けが発生する、それ以外のデータは
問題ない、という症状です。
FT232HとかFT2232Hというデバイスは大変な数量が流れており、バグであれば、もっと情報が多いはずですが、それほどの情報は流れていません。
FTDIの中の人にメールで問い合わせすると返事がありました(原文は英語なので適当に訳します)。
・何が原因かよくわからんのだけどさ、TN_167 FIFO BASICを読んでみてよ
・あと、PCやチップ上のバッファ内のデータ処理が追いついてなくて、
オーバーランしちゃっている可能性もある。TXE#がLowのときに読み込みをするが、
TXE#がHighになったのに、すぐにLowになったという報告もあった。
その場合にはPCのプログラムでRTS_CTSフローを制御する必要がある。実際のハードウェアには
RTS_CTSのピンがないけど、TXE#の改善には役立つよ。
だそうです。
で、やってみましたが、ダメでした。
(その3)に続きます。