エンジニア風味 (Engineer-taste)

電子系エンジニアのメモ帳

自転車のペダル交換

なんの脈絡もない話ですが。

知人から譲ってもらった自転車に乗っていたところ、ペダルを踏むたびにバリンバリンという音がするようになってしまいました。
どうもペダル内部のベアリングが壊れてしまったようです。
ペダルはけっこう酷使する部分なので、消耗品なのかもしれません。

ホムセンに行って、替えのペダルとペダルレンチという専用のレンチを買ってきました。
ママチャリなので、レンチは15mmだそうです。
800円くらいだったと思います。

しかし、です。
雨風にさらされたせいか、ペダルの根元のネジの部分が錆びついていて、びくともしません。
webで調べたところ、こういうケースはままあることのようです。
対策としては、長いレンチを使うこと。ストロークが長いので、非力でも回せるとのことです。
HOZANのレンチがお勧めされていたので、amazonで、ポチッとしました。
HOZANは電気系の工具ではメジャーですが、こんなものも作っているんですね。
全長310mm、武骨なフォルムが頼もしいです。
ただし、価格は高くて、2,370円しました。
ペダルよりも高いです。こうなると後へ引けない感じです。

HOZANのペダルレンチ
www.amazon.co.jp


数日して、HOZANのペダルレンチをゲットしたので、再トライしました。
しかし。しかし、です。
確かにレンチはガッシリ噛んでくれて、ペダルのネジ部分を回せるのですが、問題はクランク(ペダルから自転車本体に延びている棒の部分)が短く、レンチを回すとクランクもついてきてしまうのです。
「潤滑油をさして、しばらく置く」というのもやりましたが、うまくいきません。

で、なんとかしてクランクを固定しなければ、と考えてやったのが下の図の方法です。

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ペダル交換の図(ペダルは交換後です)

ペダルをフレームに固定しました。ペダルの根っこに刺さっているのがHOZANのペダルレンチです。
クランクの固定に使ったのはケーブルロック(自転車鍵)です。ペダルとフレームにグルグル巻きつけて固定しました。
この状態で、「でやっ!」とレンチに力をこめると、錆びついたペダルのネジが回ってくれました。
なんか「窮鼠猫を噛む」みたいな方法で、どうかと思うのですが。

ちなみに、左足のペダルネジは時計回りで緩み、右足は反時計周りで緩みます。


以上です。